おおふな皮ふ科 神奈川県鎌倉市大船駅 土日診療 皮膚科/美容皮膚科/アレルギー科/皮膚外科/泌尿器科

2023.08.08

発熱

症状

発熱は、体温が平熱(一般的には平均37℃)を超える状態を指します。多くの場合、感染症により体の免疫系が反応して引き起こされます。一般的な風邪でも38℃以上の熱が出ることがありますが、40℃以上の高熱が出るときは、インフルエンザや肺炎などの重い感染症の可能性があります。熱が出るときは、全身がだるくなる、頭痛がする、食欲が落ちる、寒気がするなどの症状が現れることが多いです。熱の高さを気に掛けるよりも、お子様の機嫌や食欲などの状態を観察する事が重要になります。

対象法

発熱した子供には、適度な休息と十分な水分補給が重要です。特に食欲がなくても無理に食べさせる必要はありませんが、水分はこまめに取らせて脱水症状を防ぎましょう。また、熱が高いときに厚着させると体温が下がりにくくなりますので、薄着にさせると良いです。また、子供が熱っぽいと感じたら、体温を定期的に測ることが重要です。

治療法

発熱の治療法は原因となる疾患によります。風邪など軽度の感染症の場合、自宅で十分な休息と水分補給を心掛けるとともに、必要に応じて解熱剤を使用します。ただし、解熱剤は熱を下げるだけであり、病気自体を治すものではないため注意が必要です。初回の発熱時から「ぐったりしている」、「咳、鼻水、湿疹など他に辛い症状がある」などがある場合には、熱の温度や、発熱からの経過時間に関わらずに早めの受診を心掛ける必要があります。