診療内容

Content of medical treatment
一般小児科
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小児皮膚科
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小児感染症
小児感染症
風邪症候群
風邪症候群
胃腸炎
胃腸炎
アレルギー
アレルギー
便秘・夜尿症
便秘・夜尿症

一般小児科

専門分野に縛られることなく、様々な小児の症状に対して診療を行っています。発育が盛んなお子様の健康状態は、体の各部位が複雑に絡み合って成り立っており、特定の分野だけに焦点を当てて診療を行うと、全体像を見失ってしまうことがあります。また、多くの疾患の治療には、広い視野で複数の要因を考慮して診療を行うことが重要だと考えております。

また、当院では発育(成長、発達)についての問題も取り扱っています。成長過程のお子様の健康状態にとって重要な側面であり、これが適切に進行しない場合、身体的または心理的な問題が生じる可能性があります。子どもの成長や発達について心配がある場合は、遠慮せずにご相談ください。

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小児皮膚科疾患

お子様で多く見られる皮膚疾患では、アトピー性皮膚炎、おむつかぶれ、湿疹、水虫、あせも、足のたこ、水イボなどがあります。これらの症状が見られる場合や、何か皮膚に異変を感じたら、自己判断をせずに早期にご相談ください。乳児期では「あせも」や「おむつかぶれ」始まることが多いです。
これは、皮膚が摩擦や湿度による刺激に反応することで起こります。また、子どもの間では「湿疹」や「アトピー性皮膚炎」も頻繁に見られ、これらは乾燥肌が原因で炎症やかゆみを引き起ことが多く、放置すると悪化するケースは多いです。加えて、「水虫」のような感染性の皮膚疾患も問題となることがあります。これは特に集団生活を送る学童期の子どもたちに影響を及ぼします。早期発見と適切な治療が重要となります。


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小児に多い感染症

風邪症候群とは

小児に多い感染症は以下の通りです。

1. 風邪(上気道感染症)

風邪は、ウイルス(主にライノウイルスやコロナウイルス)によって引き起こされ、咳やくしゃみ、鼻水、のどの痛みなどが主な症状です。

2. インフルエンザ

インフルエンザウイルスによって引き起こされ、急性の発熱、全身痛、頭痛、咳などの症状が出ます。

3. 胃腸炎

ウイルス(ノロウイルスやロタウイルスなど)によって引き起こされ、吐き気、下痢、腹痛、発熱などの症状が出ます。

4. 水ぼうそう(Varicella)

水ぼうそうウイルスによって引き起こされ、発熱と皮疹が特徴的な症状です。

5. 手足口病

主にコクサッキーウイルスによって引き起こされ、手や足、口に発疹や水疱が出る病気です。

6. おたふく風邪(流行性耳下腺炎)

おたふく風邪ウイルスによって引き起こされ、耳の下の腺(耳下腺)が腫れる病気です。

これらの感染症は、子供たちが集まる場所(学校や保育園など)で容易に広がります。予防策としては、手洗いやうがいの励行、ワクチンの接種などが有効です。特に高熱や長期間にわたる症状が続く場合には、専門の医師がいる医療機関での診察が必要です。

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風邪症候群

風邪症候群とは

風邪、またはかぜ、はウイルス性疾患で、主な症状は鼻水と咳です。この病気は、一般的には「鼻副鼻腔炎」とも言われ、これは子どもの鼻腔と副鼻腔がほぼ一体となっているため、簡単に副鼻腔炎を合併してしまうからです。結果として、「後鼻漏」という状態になり、鼻汁が喉の後ろに流れてしまい、頑固な咳や喘鳴が生じることがあります。

風邪の原因となるウイルスには、RSウイルス、パラインフルエンザ、アデノウイルス、エコーウイルス、コクサッキーウイルス、ライノウイルスなどがあります。これらは上気道の粘膜に炎症を引き起こすことで病気を発症させます。風邪の主な症状には、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、痰、頭痛、発熱などがありますが、時折、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の症状も出ることがあります。

風邪の症状は、発症から3~4日でピークを迎え、約1週間で自然に回復する傾向があります。感染は、咳やくしゃみによって放出された飛沫を吸い込むことや、手や指を介して鼻や口へウイルスが侵入することにより起こります。乾燥、温度の変化、疲労、睡眠不足などが風邪の誘因となることがあります。また、小児における風邪で問題となる発熱は、一般的に38℃以上とされています。自己判断せず、ご心配な際には小児科専門医にご相談される事をお勧めいたします。

治療

インフルエンザウイルスには特定の抗ウイルス薬が存在しますが、一般的な風邪に対する特異的な抗ウイルス薬は残念ながら存在しません。しかし、風邪は基本的には治療を受けずとも自然に回復する疾患です。それでも、症状緩和のための対処療法が可能です。高熱やのどの痛みがある場合、鎮痛解熱剤を利用することができます。また、痰や鼻水が多い場合は去痰剤が役立つでしょう。まれに、呼吸が苦しくなる場合(喘鳴)がありますが、そのような状況では気管支拡張剤の服用も考慮されます。風邪を治すために最も重要なことは、十分な水分補給と休息を確保することです。これらは体が自己修復を行うために必要な条件です。

風邪症状の時の注意点

- 子どもの風邪は時折、気管支炎や肺炎に進行する可能性があるため、呼吸が苦しそうな場合は早めに専門の医療機関を受診することをお勧め致します。

- 風邪症状の場合、通常は2-3日で熱が下がるが、4-5日以上熱が続く場合は風邪以外の疾患、例えば川崎病などの可能性があるため、自己判断をせず専門の医療機関を受診することをお勧め致します。

- 熱が上がり始めて体が震える際には、体を暖かく保つ。一方、熱がピークに達した時には、体を冷やすことが有効です。

- 室内の乾燥を防ぐために、加湿器などを利用して適切な湿度を保つ、水分をいつもより多めにとるよう心掛けてください。

- 風邪の症状がある方は、他人に感染を防ぐため、マスクを着用し、咳エチケットを守ることが必要です。

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胃腸炎

風邪に続き、子どもたちによく見られる疾患が嘔吐や下痢、発熱を伴う胃腸炎です。稀に血便が出ることもありますが、これはノロウイルスやロタウイルスなどのウイルス感染が原因です。熱が全く出ない場合もあり、また出ても大体は38℃程度で、それ以上に高まることは少ないです。嘔吐や下痢の症状は一般的に短期間で改善しますが、重要なのは脱水症状を防ぐことです。胃腸炎は基本的に自然治癒する疾患ですが、症状緩和のために吐き気止めや整腸剤を使用することもあります。

治療の一番のポイントは、脱水を防ぐために糖分やミネラルを含んだ水分補給を十分にすることです。胃腸炎は基本的にウイルスが体外に出るまでの時間を待つことが必要です。

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アレルギー疾患

アレルギー疾患とは、体の防衛システム(免疫)が異常に活発になり、結果として体に不適な反応を引き起こす状態を指します。これが度を越すと、お子様の日常生活の質を著しく悪化させる可能性があり、深刻な症状が現れた場合には入院が必要となることもあります。
アレルギーにはさまざまな種類がありますが、子供に特によく見られるアレルギーには、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症などがあります。これらは決して珍しい疾患ではなく、食物アレルギーは乳児の5-10%、アトピー性皮膚炎は10-20%、喘息は乳児期の20%と、非常に多くの子供たちがこれらのアレルギーに悩まされています。
悪化する前に気になる症状などがありましたら、お気軽に相談ください。適切な診断と治療により、子供たちが健康的に成長し、充実した生活を送ることが可能です。

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夜尿症

「お子様が安心して学校生活を送れるよう、当クリニックでは夜尿症(おねしょ)の診察にも対応しております。5歳から6歳の子どもの約20%、小学校低学年の10%、さらには10歳以上でも約5%の子どもが夜尿症の症状を示しています。夜尿症は、子どもの肉体的だけでなく精神的な健康にも大きな影響を及ぼします。自尊心や自己肯定感が低下し、それが原因でいじめや不登校につながることもあります。さらに、学力低下や無気力な状態を引き起こす可能性もあり、家族関係や将来の人生にまで影響を及ぼす可能性があります。

夜尿症は自然に治るケースもありますが、生活指導を含む行動療法などを取り入れることで、治癒率を3倍に向上させ、治癒までの期間も短縮できるデータもあります。特に5歳以上で夜尿症が続いている場合は、一度当クリニックの小児科専門医へご相談ください。

お子様と十分に時間をかけて診療を行うことを心掛けております。また、お忙しいお母様やお父様だけでの短時間のご相談も承っております。お子様の健やかな成長のために、どんな小さなことでもご相談ください。」

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こんなお悩みに

For such troubles
気管支喘息

気管支喘息

症状

気管支喘息は、気管支の炎症により、呼吸困難や喘鳴音、咳、ゼーゼーとした呼吸音などが特徴的な症状です。発作的に症状が現れ、寒冷空気や花粉、アレルゲンなどの刺激によって引き起こされることがあります。また、夜間や運動時に症状が悪化することもあります。

対処法

気管支喘息の対処法としては、発作時には冷静に呼吸を整えることが重要です。温かい場所に移動したり、リラックスすることで呼吸を安定させることができます。また、アレルゲンを避けるための予防策や、適切な運動や体力づくりも対処法として有効です。

治療法

気管支喘息の治療には、持続的な炎症の抑制や急性発作時の症状の緩和を目指します。吸入ステロイドや気管支拡張薬などが使用され、医師の指導の下で適切な薬物療法が行われます。また、アレルギー対策や喘息管理計画の策定も行われ、個々の症状や重症度に応じた治療が行われます。定期的な医師の診察とフォローアップが重要です。

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おねしょ

おねしょ

症状

夜尿症は、夜間に子供が寝ている間に意識せずに尿を失禁する状態を指します。具体的な症状としては、寝ている間に尿を漏らすことや、朝起きた時に濡れた布団やパジャマを見つけることです。これは年齢によって異なりますが、一般的には5歳以上で夜間の尿漏れが続く状態を指します。

対処法

おねしょに対する対処法としては、以下の点に注意することが重要です。子供に対して夜間トイレの利用を促すこと、寝る前に排尿を促すこと、飲み物の摂取を制限すること、布団やシーツの防水対策を行うことなどがあります。また、子供のストレスや不安を軽減するために、家族のサポートや理解が必要です。

治療法

夜尿症は一般的に自然に治る傾向がありますが、症状が長期間続く場合や子供や家族にとって問題がある場合には、医師の診察が必要です。医師は症状の原因を評価し、適切な治療法を提案します。一般的な治療法としては、行動療法やトイレトレーニング、薬物療法があります。ただし、治療法は個々の状態によって異なるため、専門の医師との相談や指導を受けることが重要です。

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食欲が無い

食欲が無い

症状

「食欲が無い」とは、子供が通常よりも食事に興味や欲求を示さない状態を指します。具体的な症状としては、食事量が減少する、嫌がって食べない、食べ物に対する関心が低い、口をつけずに食事を拒否するなどが挙げられます。これは身体的な不調や疲労、ストレスなどが原因として考えられます。

対処法

食欲が無い場合には、無理に食べさせることは避けましょう。子供の意思を尊重し、無理な食事の強要はストレスを与えることになります。代わりに、子供が食べやすい食事やお気に入りの食材を提供し、リラックスした食事環境を整えることが重要です。また、食事以外の方法で栄養を摂取することも考慮しましょう。

治療法

食欲が無い状態が長期間続く場合や重度の場合は、医師の診察が必要です。医師は子供の状態を評価し、必要に応じて身体的な検査や評価を行います。治療法は原因によって異なりますが、栄養バランスの良い食事を提供することや、必要に応じてサプリメントや栄養補助食品を使用することがあります。専門の医師の指示に従い、適切な食事管理や栄養サポートを行うことが重要です。また、子供の心理的な要因やストレスにも目を向け、適切なサポートやカウンセリングを受けることも考慮されます。

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顔色が悪い

顔色が悪い

症状

「顔色が悪い」とは、子供の顔色が通常よりも蒼白(あおじろ)や灰白(はいじろ)色を呈している状態を指します。具体的な症状としては、顔が青白く見える、くすんだ顔色、血色が悪い、唇や爪が青くなるなどが挙げられます。これは血液の酸素供給や循環に問題があることを示すサインです。

対処法

顔色が悪い場合には、まずは子供の安全を確保し、休息させましょう。子供を横に寝かせ、首をやや持ち上げる姿勢をとることで血液の流れを促進することができます。また、温かい場所に移動させ、体温を調節することも重要です。

治療法

顔色が悪い状態が長期間続く場合や重度の場合には、医師の診察が必要です。医師は状態を評価し、必要に応じて身体的な検査や評価を行います。治療法は状態や原因によって異なりますが、酸素供給や血液循環の改善を目指すことが一般的です。専門の医師の指示に従い、適切な治療やケアを行うことが重要です。また、顔色が悪い状態が一時的なものである場合でも、安全を確保し適切な休息をとることが重要です。

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元気が無い

元気が無い

症状

「何となく元気がない」とは、子供が通常の活発さや興味を示さず、無気力な状態であることを指します。具体的な症状としては、元気がなく無表情な顔つき、遊びや学校への関心が低い、集中力が低下する、活動量が減るなどが挙げられます。何かしらの身体的な不調や精神的な要因によって引き起こされることがあります。

対処法

子供が何となく元気がない場合には、まずは十分な休息と良質な睡眠を確保することが重要です。また、子供とコミュニケーションを取り、彼らの気持ちや心の声を聞いてあげましょう。興味を引く活動や遊びを提案し、楽しい体験を促すことも役立ちます。

治療法

何となく元気がない状態が長期間続く場合や重度の場合には、専門の医師の診察が必要です。医師は子供の状態を評価し、必要に応じて身体的な検査や精神的な評価を行います。治療法は個々の状態に応じて異なりますが、適切な休息、栄養バランスの良い食事、ストレスの管理、必要に応じたサポートやカウンセリングが行われる場合があります。子供の安心と健康をサポートするために、親や家族の理解とサポートが重要です。

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泣き方が違う

泣き方が違う

症状

泣き方がいつもと違うとは、子供が通常の泣き声や泣き方とは異なるパターンで泣くことを指します。具体的な症状としては、高 pitched(高い音)、強い力での泣き声、長時間泣き続ける、泣き声が鈍くなる、間があるような不規則な泣き方などがあります。泣き方が変わることは、子供が何かしらの不快感や、痛みを感じている可能性を示すサインです。

対処法

泣き方がいつもと違う場合には、子供のコミュニケーションを大切にし、不快感や痛みの原因を探りましょう。子供と対話し、身体のどこかに痛みや不快感があるか尋ねてみることが重要です。また、優しく抱きしめたり、慰めたりすることで子供に安心感を与えましょう。

治療法

泣き方が変わる原因によって治療法は異なります。一時的な不快感や痛みの場合は、十分な休息や快適な環境を提供することが必要です。もし症状が長期間続く場合や重度の場合は、専門の医師の診察が必要です。症状の原因を診察し、適切な治療法を提案します。

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機嫌が悪い

機嫌が悪い

症状

機嫌が悪いとは、子供が普段よりも不機嫌でイライラした状態や無気力な様子を示すことです。具体的な症状としては、泣きやすい、不機嫌な顔つき、無表情、興味を示さない、集中力が低下するなどが挙げられます。原因はさまざまで、疲労、睡眠不足、ストレス、体調不良などが考えられます。

対処法

機嫌が悪い場合には、子供の感情や状態に敏感に対応し、落ち着かせることが大切です。子供とコミュニケーションを取り、話を聞いたり抱きしめたりすることで安心感を与えましょう。また、十分な休息と良質な睡眠を確保し、ストレスを軽減する環境を整えることも重要です。

治療法

機嫌が悪い状態が続く場合には、原因によって治療法が異なります。一時的な不調や疲労の場合には、十分な休息やゆったりとした時間を過ごすことで改善することがあります。しかし、症状が長期間続く場合や重度の場合は、専門の医師の診察が必要となります。症状や背景に基づいて適切な治療やサポートを提案します。

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肌をかゆがる

肌をかゆがる

症状

肌のかゆみは、子供にとって非常に不快な症状であり、さまざまな原因によって引き起こされます。かゆみは通常、皮膚の乾燥、湿疹、虫刺され、アレルギー反応などに伴って現れます。かゆみが強い場合、掻いた結果、かさぶたや炎症が生じることもあります。

対処法

かゆみを和らげるために、子供の爪を短く切り、掻かないように注意しましょう。また、乾燥を防ぐために保湿剤を使い、肌の清潔を保つことも重要です。かゆみの原因となるアレルゲンや刺激物を避けることも有効です。

治療法

かゆみの治療には、かゆみを緩和するための塗り薬や抗ヒスタミン薬が一般的に使用されます。アトピー性皮膚炎や湿疹などの慢性的なかゆみの場合は、皮膚科医の指導のもとで適切な治療を受けることが重要です。また、かゆみが重度で日常生活に支障をきたしている場合は、医師に相談して適切な対処方法を確認しましょう。

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肌のカサつき

肌のカサつき

症状

肌のカサカサは、乾燥によって皮膚が荒れ、粗くなる症状です。主な症状としては、皮膚の乾燥やかさつき、粉をふいたような見た目、時にはかゆみや赤みも現れることがあります。乾燥した環境や季節の変化、皮膚の保湿不足が原因となることが多いです。

対処法

肌のカサカサを改善するためには、日常的な保湿ケアが重要です。保湿剤を使って肌の水分を補い、乾燥を防ぎます。シャワーや入浴後は適度な時間での保湿や温度調節も大切です。また、乾燥した環境では加湿器の使用や室内の十分な水分補給も有効です。

治療法

肌のカサカサを改善するための治療法としては、保湿剤の使用や湿潤療法が一般的です。保湿剤は皮膚に水分を与え、皮膚バリアを強化する効果があります。また、重度のカサカサや炎症がある場合には、専門の医師の指示に従って適切な外用薬の使用が考慮されます。定期的なフォローアップと適切な保湿ケアが肌の健康維持に役立ちます。

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口の中のブツブツ

口の中のブツブツ

症状

口の中のブツブツは、口腔内の異常や炎症によって引き起こされることがあります。具体的な症状としては、口内の赤い斑点、水疱、ただれ、腫れ、潰瘍、白い斑点などが見られることがあります。ブツブツによって引き起こされる痛みや違和感もあります。

対処法

ブツブツが軽度でかゆみや痛みがない場合、十分な水分摂取や歯磨きの注意、食事の柔らかなものを選ぶなどが対処法となります。また、口の中の清潔を保つために適切な口腔衛生を行い、刺激物や熱い飲み物・食べ物を避けることも重要です。

治療法

口の中のブツブツの治療法は原因により異なります。口内炎や単純ヘルペスウイルス感染などの症状がある場合は、口腔洗浄液や塗り薬を使用することがあります。抗真菌薬や抗生物質が必要な場合もあります。ただし、症状が重度で長期間続く場合や他の症状と併発する場合は、小児に詳しい専門の医療機関での診断と治療が必要です。

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湿疹

湿疹

症状

湿疹は皮膚の炎症であり、赤くてかゆみを伴う発疹が特徴です。子供の場合、特にアトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎などが一般的な湿疹として見られます。湿疹の症状は赤み、かゆみ、皮膚の乾燥やひび割れなどがあります。

対処法

湿疹のかゆみを和らげるために、子供の爪を短く切り、掻かないようにすることが重要です。また、乾燥を防ぐために保湿剤を使い、肌の清潔を保ちます。刺激物やアレルゲンから遠ざかるようにし、衣服や寝具の素材にも注意を払います。

治療法

湿疹の治療には、保湿剤の使用やステロイドクリームの塗布などが一般的です。また、かゆみを緩和するために抗ヒスタミン薬が使用されることもあります。重度の場合や頻繁に再発する場合は、皮膚科医の診察を受けることが重要です。専門の医師は症状や病歴に基づいて適切な治療法を提案します。

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便秘

便秘

症状

便秘は子供にとって排便が困難である状態を指し、通常の排便頻度や便の性状に比べて便通が減少し、固くなった便が排出されることがあります。子供は便秘を訴えることが難しい場合もありますが、腹部の張りや不快感、排便時の痛み、食欲不振などが見られることがあります。

対処法

子供には十分な水分摂取と食物繊維を含むバランスの取れた食事を提供しましょう。規則正しい排便習慣を身につけさせるために、同じ時間帯にトイレに行く習慣を作ります。また、適度な運動や体を動かす活動も便通の改善に役立ちます。

治療法

便秘の治療は、食事改善や生活習慣の見直しを中心に行われます。食物繊維や水分摂取を増やすことで腸の動きを促進し、便秘を改善することがあります。場合によっては便秘薬や浣腸などが処方されることもありますが、医師の指導のもとで使用する必要があります。重度の便秘や長期にわたる便秘の場合は、専門の医師の診断と治療を受けることが重要です。

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おう吐、下痢

おう吐、下痢

症状

嘔吐と下痢は、感染症や食物中毒、アレルギー反応などさまざまな原因によって引き起こされます。嘔吐は胃や腸の不快感を伴い、食べ物や液体の逆流を起こす症状です。下痢は、水っぽい便や頻回の便通を特徴とします。これらの症状はしばしば一緒に現れます。

対処法

嘔吐や下痢による水分の損失を補うため、子供にはこまめな水分摂取が必要です。水分補給に加えて、消化器を休めるために食事を軽くすることも重要です。また、衛生面の注意も欠かせません。手洗いや食材の適切な調理、トイレの衛生管理に注意しましょう。

治療法

嘔吐と下痢の治療は、その原因と症状の重症度によって異なります。軽度の場合は、水分補給と休息が主な対処法となります。しかし、症状が長引く、高熱が出る、脱水症状が進行するなどの場合は、専門の医療機関での診断と適切な治療が必要です。医師の指示に従い、処方された薬や経口補水液を使用しましょう。

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お腹が痛い

お腹が痛い

症状

腹痛は子供にとって一般的な不快感で、その原因や強度はさまざまです。痛みの場所や性質(鋭い痛み、鈍い痛み、絞り取られるような痛みなど)は、その原因を推測する手がかりになることがあります。また、腹痛は他の症状(吐き気、下痢、発熱など)と一緒に発生することがあります。

対処法

初めての腹痛、痛みが激しい場合、他の症状(高熱、頻回の嘔吐、血便など)と併発した場合は、すぐに医療機関に連絡してください。一方、軽度の腹痛で特に他の症状がない場合は、子供に休息を取らせ、水分補給を心掛け、痛みの進行を観察します。

治療法

腹痛の治療はその原因によります。例えば、食事やストレスによる一時的な腹痛は、休息と暖かい湯船で改善することがあります。しかし、下痢や便秘など消化器系の問題、尿路感染症、急性の付録炎などが原因であれば、専門の医療機関での検査と治療が必要となります。

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ひきつけ

ひきつけ

症状

「ひきつけ」、すなわち痙攣は、体が不自由になり、目が回る、意識を失うなどの症状が現れます。これは脳内の神経細胞が異常な電気活動を起こすためです。痙攣は全身に起こる場合と、一部の肢体に限定される場合があります。

対処法

子供が痙攣を起こしたら、まず子供を横向きに寝かせ、頭部をやや高くし、口に何も入れないようにします。周囲の安全を確認し、痙攣が止まるのを待ちます。しかし、初めての発作、意識が戻らない場合、呼吸困難が見られる場合、または5分以上痙攣が続く場合はすぐに専門の医療機関に連絡してください。

治療法

ひきつけの治療はその原因によります。病気や感染症、頭部外傷、または体内の電解質バランスの乱れが原因であれば、その病気を治療することで痙攣も改善します。一方、てんかんが原因の場合は抗てんかん薬が必要となります。ひきつけが初めての場合や頻繁に起こる場合は、専門の医療機関による治療が必要です。

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ぜーぜーする

ぜーぜーする

症状

「ぜーぜーする」症状は、呼吸困難を指し、気管支喘息や気管支炎、風邪や肺炎などさまざまな呼吸器疾患で見られます。子供が深呼吸をしたり、物を言うのが困難になったり、胸や腹部に引きつれるような症状が見られる場合、すぐに専門の医療機関に連絡する必要があります。

対処法

安静にし、頭部を高くして呼吸を楽にします。冷たい空気や喫煙者の近くを避け、部屋の空気を清潔に保つことが大切です。また、ストレスを避けることも重要です。

治療法

呼吸困難の原因により治療法は異なります。例えば、気管支喘息の場合は吸入薬が主な治療法となります。風邪や肺炎が原因の場合は、抗生物質や症状緩和薬が用いられます。どんな場合でも、ぜーぜーする症状が出たらすぐに専門の医療機関に連絡してください。適切な診断と治療が必要です。

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喉の痛み

喉の痛み

症状

のどの痛みは、通常、風邪、インフルエンザ、扁桃炎などの感染症により引き起こされます。咳、くしゃみ、飲み込み時の痛み、声のかすれ、発熱、頭痛を伴うことがあります。特に、痛みがひどく、唾液を飲み込むのが困難である場合、急性扁桃炎の可能性があります。

対処法

のどの痛みを和らげるためには、のどに負担をかけない食事を心掛け、十分な水分補給を行いましょう。また、加湿器で室内の湿度を保つと効果的です。飴やのど飴でのどを潤すのも一つの手段です。

治療法

のどの痛みの原因により治療法は変わります。風邪が原因であれば休息と水分補給、必要に応じて解熱鎮痛剤を用いることで症状は改善します。一方、扁桃炎や喉頭炎の場合は抗生物質が必要な場合もあります。のどの痛みが長引く、高熱が出る、呼吸困難がある場合は、すぐに医療機関に連絡しましょう。

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せき、痰

せき、痰

症状

咳は風邪、アレルギー、喘息などさまざまな病気のサインです。乾いた咳から痰を伴う咳までさまざまで、痰の色や質も病気の手がかりになります。また、咳が長引く、夜間に増える、呼吸困難や発熱を伴う場合は、重大な疾患の可能性を示すこともあります。

対処法

まずは子供の十分な水分補給を確保します。水分補給は喉を潤し、咳を緩和します。また、部屋の湿度を保つために加湿器を使用すると有効です。咳がひどい時や夜間に咳が増す場合は、睡眠時に頭部を少し高くすることも効果的です。

治療法

咳の原因により治療法は変わります。風邪が原因ならば休息と水分補給で改善することが多いですが、喘息や気管支炎の場合は薬物療法が必要となります。痰が色を帯びる、咳が長引く、発熱や体調不良を伴う場合には専門の医療機関に相談することをお勧め致します。

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鼻水、鼻づまり

鼻水、鼻づまり

症状

小児の鼻水や鼻づまりは一般的に風邪やアレルギー反応により引き起こされます。鼻づまりは、鼻の通り道が狭まり、呼吸が難しくなる状態を指します。これにより、口呼吸に切り替えることが多くなります。また、鼻水が多く出ると、鼻から透明または黄色、時には緑色の分泌物が見られます。

対処法

まずは、子供の鼻をよく掃除し、通気性を保つことが重要です。ベビー用の鼻吸引器が役立ちます。また、十分な水分補給や、部屋の湿度を適切に保つことも助けとなります。さらに、子どもが安静にできるような環境を整えることも大切です。

治療法

鼻水・鼻づまりの原因によって治療法は異なります。風邪が原因であれば、自然に回復するのを待つことが一般的ですが、症状が長引く場合は医師の診断が必要となります。また、アレルギーが原因である場合は、アレルギー反応を抑える薬が処方されることもあります。子供の症状が改善しない場合や、38.5℃以上の発熱、嘔吐、下痢など他の症状がある場合は、専門の医療機関に相談することをお勧め致します。

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発熱

発熱

症状

発熱は、体温が平熱(一般的には平均37℃)を超える状態を指します。多くの場合、感染症により体の免疫系が反応して引き起こされます。一般的な風邪でも38℃以上の熱が出ることがありますが、40℃以上の高熱が出るときは、インフルエンザや肺炎などの重い感染症の可能性があります。熱が出るときは、全身がだるくなる、頭痛がする、食欲が落ちる、寒気がするなどの症状が現れることが多いです。熱の高さを気に掛けるよりも、お子様の機嫌や食欲などの状態を観察する事が重要になります。

対象法

発熱した子供には、適度な休息と十分な水分補給が重要です。特に食欲がなくても無理に食べさせる必要はありませんが、水分はこまめに取らせて脱水症状を防ぎましょう。また、熱が高いときに厚着させると体温が下がりにくくなりますので、薄着にさせると良いです。また、子供が熱っぽいと感じたら、体温を定期的に測ることが重要です。

治療法

発熱の治療法は原因となる疾患によります。風邪など軽度の感染症の場合、自宅で十分な休息と水分補給を心掛けるとともに、必要に応じて解熱剤を使用します。ただし、解熱剤は熱を下げるだけであり、病気自体を治すものではないため注意が必要です。初回の発熱時から「ぐったりしている」、「咳、鼻水、湿疹など他に辛い症状がある」などがある場合には、熱の温度や、発熱からの経過時間に関わらずに早めの受診を心掛ける必要があります。

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診療時間

Consultation hours
受付時間
09:00-13:00 今井
14:00-16:00 今井
休診日: 日曜・祝日

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