おおふな皮ふ科 神奈川県鎌倉市大船駅 土日診療 皮膚科/美容皮膚科/アレルギー科/皮膚外科/泌尿器科

虫さされ

正式名称は虫刺症ちゅうししょうといいます。蚊、ブユ、アブ、ノミ、ダニ、蜂、クモ、ムカデ、毛虫など、原因の虫は様々です。
虫刺されの症状には、刺されてすぐに起こるかゆみ(即時型)、刺されて1-2日経過してから起こるかゆみ(遅延型)、痛み、赤み、水ぶくれなどがあります。かゆみの原因はアレルギー反応であり、体質などにより症状の個人差が大きくなります。掻くことでとびひなどの二次感染を起こしたり、傷跡が残ったりする可能性が高くなります。市販薬で改善しない場合はステロイド外用薬での治療が必要になり、症状が強い場合は内服薬も必要になるので、早めの皮膚科受診をおすすめします。
また、蜂に刺されると30分〜1時間以内にショック症状を起こす重篤なアレルギー(アナフィラキシー)が出る方もいるので注意が必要です。当院では、このような方にエピペンというアドレナリン注射薬(緊急時のために携帯できる薬)の処方も行っています。