金属アレルギー
皮膚にアレルギーの原因金属が触れることにより赤み、かゆみ、水ぶくれなどのかぶれが起こる病気です。原因となる金属は人それぞれですが、ニッケル、コバルト、クロム、金などが代表的です。汗と反応すると皮膚炎を起こしやすくなるので、夏に多くみられます。治療はステロイド外用ですが、繰り返さないようにするために原因物質を特定することが大切です。
金属アレルギーの検査は採血ではなく、パッチテストで行います。パッチテストとは、皮膚に疑わしい金属の成分を貼ってかぶれが起こるか確認する検査です。当院ではジャパニーズスタンダードアレルゲンのパッチテストのみ可能です。金属で調べられるものは、硫酸ニッケル・重クロム酸カリウム・金チオ硫酸ナトリウム・塩化コバルトの4つになり、それ以外の金属パッチテストは大きな病院に紹介となります。
また、結果を確認するために数日間にわたり診察が必要になりますので、初回に検査の予定を組む形になります。
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