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Common Conditions手足口病
手足口病は、主に夏から秋にかけて流行するウイルス性の感染症で、子どもに多く見られる病気ですが、大人も感染する事があります。一般的には、手足や口の中に小さな水疱ができることが特徴で、子どもの場合、症状は比較的軽いことが多いです。しかし、大人が感染すると症状が子供に比べ重くなる傾向があります。大人が手足口病にかかる主な原因は、免疫力の低下や過度なストレス、栄養不足などがあり、育児中の親や保育士など、手足口病に感染した子どもと密に接する機会が多い大人や満員電車などでも感染する事がある為、注意が必要です。
手足口病には特効薬がなく、自然治癒を待つことが基本です。通常、症状は1週間~10日程度で軽減します。この間、発熱や痛みを抑えるために、解熱剤や鎮痛剤の処方や、水疱にかゆみがともなう場合には、抗ヒスタミン薬の塗り薬を処方する場合があります。また、まれに重症化する場合もあるため注意が必要です。「手足口病かな?」と思ったら早めに受診するようにしましょう。