おおふな皮ふ科 神奈川県鎌倉市大船駅 土日診療 皮膚科/美容皮膚科/アレルギー科/皮膚外科/泌尿器科

稗粒腫

稗粒腫(はいりゅうしゅ)は、皮膚にできる小さな白い隆起物で、主に顔や目の周りに現れることが多いです。直径は1〜2ミリメートル程度で、硬く感じることが一般的です。これは、皮膚の表皮層にある角質や皮脂が毛穴に詰まり、そこにケラチンが蓄積することによって形成されます。

稗粒腫の原因には、皮脂腺の閉塞や角質の異常蓄積が含まれます。皮脂腺から分泌される皮脂が毛穴で詰まることで、皮脂が固まり白い塊になります。また、皮膚の角質が正常に剥がれずに毛穴に溜まることもあります。外的要因としては、過剰な紫外線や化学物質の刺激も影響することがあります。

稗粒腫は一般的に無痛で、特に治療が必要ないことが多いですが、見た目が気になる場合や数が多い場合には治療が考慮されます。治療方法には、皮膚科での外科的除去(針やメスを使う方法)、レーザー治療などがあります。また、自然に回復することも多く、これには数週間から数ヶ月かかることがあります。また、摘除はお電話での予約制となりますのでお問い合わせ下さい。