疥癬(かいせん)|おおふな皮ふ科 神奈川県鎌倉市大船駅の皮膚科
土日も診療の小児皮膚科/美容皮膚科(レーザー・脱毛)/
アレルギー科/皮膚外科/総合診療科
ヒゼンダニという小さなダニがヒトの皮膚に寄生することで、体に激しいかゆみのある赤いブツブツや、手指の間などにカサカサができる病気です。症状が湿疹に似るため、誤ってステロイド外用薬を使用して悪化していることも多く、その結果感染力の強い角化型疥癬の状態になってしまう場合もあります。
当院では顕微鏡検査やダーモスコピー検査でダニを確認し、診断しています。接触や寝具などを介してヒトからヒトへ感染して拡大するため、早めの受診をおすすめします。
治療はイベルメクチンと呼ばれる駆虫薬の内服やフェノトリンと呼ばれる外用薬で行いますが、治癒判定にはダニの有無の定期的な確認が必要なため、診断後数回の受診をお願いしています。